ライセンス ファイルの検索パスに有効なライセンス ファイルが見つからない場合、
MATLAB はアクティベーションを繰り返し促します。一般的な理由は次のとおりです。
- 誤ったコンピューター ログイン名（ユーザーネーム）でのアクティベーション
- ユーザー権限の不足
- ファイル形式の問題
- ライセンス ファイルの有効期限切れまたは無効なライセンス ファイルでのアクティベーション
- ユーザー名に特殊文字等が含まれている
1. 誤ったコンピューター ログイン名（ユーザーネーム）でのアクティベーション
Individual License の場合、MathWorks 製品インストーラーおよびアクティベーション クライアントは、指定されたユーザーのディレクトリにライセンス ファイルを配置しようとします。 指定されたユーザー以外の方が MATLAB を起動しようとする場合、MATLAB はライセンス ファイルを見つけることができません。これは一般的に、ユーザー権限の制限により、インストールやアクティベーション時に管理者権限が使用され、その結果、ライセンス ファイルが管理者アカウント下に保存される場合によく見られます。これを解決するには、MATLAB を使用するユーザーのユーザーネームを確認してから、正しいユーザー名で MATLAB を再アクティベーションします。
2. ユーザー権限の不足
MATLAB をアクティベーションする場合、必要なライセンス フォルダ―を作成し、ライセンス ファイルを作成するのに十分なユーザー権限が必要になります。ライセンス ファイルが作成されていることを確認するには、ライセンス ファイルが保存されている場所を参照します。
MATLAB のライセンス ファイルのファイル名と保存場所を教えてください。
ライセンス ファイルまたはライセンス フォルダ―が表示されない場合は、十分な権限がない可能性があります。これを解決するには、手動でアクティベーションしてライセンス ファイルを取得し、上記のリンクにある適切なディレクトリに直接ライセンス ファイルを配置します。
ライセンス センターでのアクティベーション手順を教えてください。
注：ライセンス フォルダ―の作成が必要になる場合があります。 その場合は、フォルダ―名が上記「MATLAB のライセンス ファイルのファイル名と保存場所を教えてください。」アーティクルのパスと一致することを確認してください。例えば、Individual License では、R20XXx_licenses フォルダ―に配置され、XXx の箇所はリリースに合わせて変更されます。
3. ファイル形式の問題
ライセンス ファイルの形式は LIC ファイルである必要があります。 LIC ファイルの拡張子は .lic です。 license.lic または network.lic となります。 ライセンス ファイルに .txt など、他の拡張子が付いている場合、MATLAB はライセンスを読み取れない可能性があり、アクティベーションを求められます。これを解決するには、ファイルの拡張子を「.lic」に変更します。
注：例外としてネットワーク ライセンス マネージャーによって使用される DAT ファイル (拡張子 .dat) があります。
4. ライセンス ファイルの有効期限切れ または 無効なライセンス ファイルでのアクティベーション
ライセンス ファイルの有効期限が切れているか無効な場合、アクティベーションを求められます。
これを解決するには、新しいライセンス ファイルをダウンロードします。
5. ユーザー名に特殊文字等が含まれている
アクティベーション クライアントは、英語以外の言語のユーザー名やアクセント記号/特殊文字のあるユーザー名を読み取れないことがあります。
